kintoneのプロ集団MOVEDが、kintone中心の運用のまま、専任不在でもメール配信・フォーム・名刺管理を回すために選んだ「シャキーン by SHANON」

株式会社MOVED
業種
その他
規模
~50人
課題
メール配信 顧客情報の集約・管理 運用体制の脱属人化
株式会社MOVED

取材ご協力企業

株式会社MOVED
「すべての人に、心を動かす『きっかけ』を」をコンセプトに、850社以上の業務改善や自走型組織づくりを支援する研修・コンサルティング会社。kintoneのオフィシャルパートナーとして、「kintone AWARD」グランプリ受賞者をはじめとするkintoneのプロフェッショナルが多数在籍し、kintone活用研修を中心に高い評価を得ている。

取材ご協力いただいたかた

  • 株式会社MOVED BizDevリード 峠 健太郎氏
  • 株式会社MOVED PdM/HRリード 植田 剛士氏

導入の背景

株式会社MOVEDは、kintoneのオフィシャルパートナーとして多くの企業のkintone活用を支援する、従業員10名の研修・コンサルティング会社。自社でも業務と顧客情報のすべてをkintoneで管理している。紹介による引き合いが途切れない一方で、事業の多面展開に伴い、kintoneに蓄積した既存顧客や見込み客へ能動的にアプローチする仕組みがないことが課題になっていた。

最初に導入したのは、無料で始められる外資MAツール。問題なく使えてはいたが、社内の業務改善を進めるなかで、kintoneとの連携を考えると、よりシンプルな仕組みのほうが合うと判断した。そこで候補に挙がったのが、kintoneと連携してメール配信ができる「シャキーン by SHANON」だ。メール配信に加えて、フォーム作成や名刺管理もkintoneと連携してまとめて使えるようになり、マーケティング専任者がいなくても、運用メンバー5名で販促活動を日常的に回している。現在はシャキーンのパートナーとしても活動する同社の峠氏・植田氏に、導入の経緯と運用の実際を伺った。

目的
  • マーケティング専任者がいなくても、継続的に回る販促体制をつくりたい
  • 顧客情報をkintoneに集約する運用は変えずに、そのデータを販促に活用したい
課題
  • 無料で始めた外資MAツールは多機能だったが、kintoneとの役割分担をよりシンプルにしたいと考えた。追加の学習コストがかからず、誰でも使える手頃な価格のサービスを探し、シャキーンに行き着いた
  • Webフォームに加えて対面での名刺交換もあるため、メール配信・フォーム・名刺管理をまとめて使える必要があった
効果
  • 運用メンバー5名全員が、シャキーンで確認した開封率やクリック率などの数字をkintoneで共有し、施策ごとの成果と要否を確認できるようになった
  • 誰でも操作できるため、専任者がいなくても販促活動が途切れず実行できるようになった

kintoneに顧客データはあるのに、販促に活かす手段がなかった

シャノン:本日はありがとうございます。MOVEDさんといえば、kintoneのオフィシャルパートナーであり、社内には「kintone AWARD」グランプリ受賞者も在籍する「kintoneのプロフェッショナル集団」です。まずは、kintoneのデータを使ったマーケティングに取り組もうと考えた背景を教えていただけますか?

峠氏:弊社はこれまで、ありがたいことに認知度が先行して、お問い合わせ(インバウンド)からお仕事をいただくことがほとんどでした。ただ、軸であるkintone活用研修に加えて、プレゼン研修やCanva研修などへ事業を広げていくなかで、「過去にお取引があったお客様」や「お問い合わせいただいた見込み客」への能動的なアプローチが、圧倒的に足りていないと感じていました。

株式会社MOVED BizDevリード 峠 健太郎氏
株式会社MOVED BizDevリード 峠 健太郎氏

シャノン:なるほど。顧客情報自体は、すべてkintoneに蓄積されていたわけですよね?

峠氏:はい。弊社は社内のあらゆる業務をkintoneで回していて、その方針はこれからも変わりません。kintone AIの登場で、データを溜めるほど分析や示唆まで得られるようになったので、今後もデータを蓄積していくつもりです。ただ、社内の業務改善やデータ基盤としてはkintoneが優秀でも、メール配信のような社外向けの活動には連携サービスが必要です。日々の業務に追われるなかで、販促は「手が空いたときに不定期にやる」状態になっていました。kintoneに眠っている顧客データという宝の山を、どうやってマーケティングに活用するか。それが今回のスタート地点です。

多機能なツールから、自社に合ったシンプルな仕組みへ

シャノン:そこで最初は、無料で始められる外資MAツールを導入されていたと伺いました。そのツールを選んだ理由と、見直しに至った背景を教えてください。

峠氏:選んだ理由はシンプルで、「無料」で始められたからです。当初使っていたMAツールも非常に多機能でサポートも手厚かったのですが、持て余していた部分もありました。kintoneとの役割分担を整理し、連携の相性を考えたときに、より安価でシンプルな機能のサービスでも事足りるのではないかと社内で議論になりました。ちょうどシャキーンのPRが本格的になってきたタイミングで存在を知り、これは良さそうだなと。

シャノン:kintoneのプロであるMOVEDさんだからこそ、社内の業務改善の流れでシャキーンが目に留まったんですね。

峠氏:サイボウズのオフィシャルパートナー同士ということで身近な存在でもあり、シャキーンには以前から興味がありました。良い機会でしたね。名前は聞いていましたが、実際に触ってみて良さがわかりました。

kintone連携で、誰でも使えるメール配信ツールとしてシャキーンを選択

シャノン:そこから、kintoneと連携できるツールをどのように探し、シャキーンにたどり着いたのでしょうか?

植田氏:「メールを送って、開封されたか、クリックされたか」というシンプルな効果測定を、kintoneと連携した状態でできるツールを探していました。そこで出会ったのがシャキーンです。自社の規模に合った価格で、何より画面が直感的だったので、ITリテラシーや専門知識に関係なく誰でも使えると感じました。

シャノン:実際に導入されてみて、現場の反応はいかがですか?

植田氏:現在は私を含めた5名の運用メンバーで日常的に回していますが、完全に「自走」できています。操作がシンプルなので、マーケティングの専任者がいなくても、現場のメンバーが自分たちでメールやフォームを次々に作成して運用しています。AIコンシェルジュのようなAIサポートも、自走には欠かせませんでした。問い合わせて回答を待つ時間が惜しいので、その場で解決できるのが助かっています。

株式会社MOVED PdM/HRリード 植田 剛士氏
株式会社MOVED PdM/HRリード 植田 剛士氏

メール配信だけでは足りない。フォーム・名刺管理・LPまで一体で必要だった

シャノン:導入後、社内ではどんな気づきや変化がありましたか?

植田氏:一番大きな気づきは、販促の業務は互いに強く結びついていて、まとまりで考えなければいけないということでした。今回の目的は、定期的に情報をお届けし、必要になったタイミングで弊社を選んでいただくことです。そのためには、特定のメンバーに偏らず、無理なく継続できることが欠かせません。だからこそ、メール作成から配信までシンプルにできるツールを探してシャキーンにたどり着いたのですが、実際に運用してみると、目的を達成するにはメール配信だけでは不十分だとわかりました。メールを送るだけなら、kintoneのプラグインや連携サービスはほかにもたくさんあるんですけどね。

シャノン:メール配信単体ではなく、その前後の機能も必要だった、ということでしょうか?

植田氏:はい。定期的にメールを配信するには、配信リストを継続的にメンテナンスしなければいけません。リストの入口はWebフォームだけでなく、日々の対面での名刺交換もあるので、両方を取り込む必要があります。当然、同じ人に2通も3通も送るわけにはいかないので、重複したデータもまとめておく必要がある。言うのは簡単ですが、バラバラの仕組みで実現しようとすると「得意な誰かがやる」ことになり、定着しません。

シャノン:なるほど。kintoneでメール配信をしようとすると、フォームや名刺管理まで一体で考える必要があった、ということですね。

植田氏:その通りです。さらに言えば、フォームだけで足りるときもあれば、LPで説明を読んでいただき、関心を持っていただいたうえで申し込んでいただく場合もあります。販促活動には、こうした機能がまとめて必要なんだと気づきました。とはいえ、月額費用だけでなく学習の手間まで含めた「コスト」を考えると、直感的で複雑なことをしない設計が大前提です。シャキーンは、用意されているメールテンプレートを活かせますし、名刺管理が月額費用に含まれているので、メンバーにアカウントを渡しやすく誰でも使えます。セキュリティ要件を満たしながら、読み取りの精度も高い。一連の業務フローに組み込みやすいのが助かりました。

数字が見えるから改善の会話が生まれる。専任不在で自走するマーケティングへ

シャノン:一連の仕組みが整ったことで、社内のコミュニケーションや意識にはどのような変化がありましたか?

峠氏:一番の変化は、「数字をもとにした改善の会話」が自然に生まれるようになったことです。以前はメールを送って終わりでしたが、今はシャキーンで確認した数字をもとに、kintoneのスレッドで「この記事はクリック率が高いですね」「この件名だと開封されやすいみたいです」といった会話が飛び交っています。

シャノン:素晴らしいですね。まさに私たちが提唱する「MA2.0(専任者がいなくても、誰もが使えるマーケティング)」の理想的な姿です。実はMOVEDさんからは、「一覧画面でステータス更新をしたい」「詳細画面で次のレコードに移動するボタンが欲しい」といった、機能要望もいただいています(笑)。

峠氏:すみません(笑)。でもそれは、私たちが「kintoneユーザーならではの視点」で、シャキーンを毎日使い倒している証拠でもあります。kintoneを中心とした業務フローに完全に溶け込んでいるからこそ、「もっとこうしたい!」という欲が出てくるんです。

シャノン:最後に、今後の展望をお聞かせください。

峠氏:弊社にご相談いただくお客様の多くが、「kintoneで業務は回るようになったし、データも溜まった。でも、そのデータをどう売上や販促につなげればいいかわからない」という同じ悩みを抱えています。私たちはシャキーンのパートナーとして、今回自社で実践した「kintone×シャキーンによる自走型マーケティング」を、自信を持って全国のお客様にお伝えしていきたいと思っています。

シャノン:本日は貴重なお話をありがとうございました!

※掲載内容は取材時のものです。
(公開日2026年11月5日)

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